[つぶやき]バックアップについて

運用をしていると、「バックアップしろ!」とはしょっちゅう聞かれる言葉です。
ただ、バックアップ手法については議論されますが、バックアップの目的について議論されているのはあまりききません。

バックアップの目的、何をしたいからバックアップをするのか? バックアップしたデータを使うシーンとして、大きく別けて、「クラッシュからの復旧」と「ヒューマンエラーのリカバリー」に別けられると思います。

■クラッシュからの復旧 ツールにもよりますが、例えばDVDを使って再起動できるようなシステムイメージを作成する必要があります。
この際、システムイメージにデータも含めるとシステムイメージのDVDの容量不足となる可能性があります。 ですから、普段のバックアップも、データとシステムを別々のDVDやハードディスクにする事を考える必要が出てきます。 バックアップのタイミングは、インストール時。その後は、パッチをあてたりプログラムをインストールしたときなどになります。

■ヒューマンエラーのリカバリー 間違えてファイルを消した、上書きしてしまったなどの場合に、バックアップからファイルを戻します。
これは、例えばエクスプローラーからも見れるように、圧縮でもして通常ファイルとして別のDVDやハードディスクに保管します。 バックアップのタイミングは、1日1回とか、1ヶ月1回とかが考えられますが、バックアップするデータの重要度を勘案して決める必要があります。 なんでもかんでも一度にバックアップするとバックアップ時間が膨大になったり、バックアップ容量が膨大になる可能性があります。

実際の運用では、もっと様々なケースがあると思いますので、それに応じて、バックアップの方法やタイミング等を決定する必要があります。

皆さんのバックアップ、そのバックアップで安全な運用は可能ですか?

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