[つぶやき]臭いものにはフタをしろ
WordPressに限らず、結構出てくるネタが「バージョンが見えないようにしましょう!」
なぜでしょう?
一番手に書かれる理由が
・攻撃側がバージョンがわからないと攻撃しようがないから。。
いかにもな理由ですが、本当に有効なんでしょうか?
各バージョンにはそれぞれ特有の理由があるはずです。それでなければバージョンアップする意味がありません。
とすると、理由に伴った反応が異なってくる事も考えられます。
それを調べていけば、バージョンってわかっちゃうのではないでしょうか?
反応がわかって、調べ方がわかれば、あとはプログラムの世界。
バージョン調査の自動プログラムが出来ちゃうってのは容易に想像できます。
私が、「バージョンを見えないようにしましょう!」に感じるのは、「バージョンを見られたらまずい!」
つまり
・何らかの理由でバージョンアップできない
・バージョンアップをサボっている
この2つの理由を感じてしまいます。
どうです?攻撃側としたら、ナニがあるんだろうってウズウズする理由ではないですか?
わたしなら余計注目しちゃいます。だって、穴があいてますって大声で宣伝しているように見えちゃうんですから。
それよりも、きっちりとバージョンアップして「このサイトは管理されているんだ」って思わせた方が有効ではないでしょうか?
くまプレスのユーザー様には、バージョンアップのアナウンスを出すようにして、ご相談を受けるようにしています。
それとバージョンを隠す事でもう一つ気になるのが、プラグインです。
WordPressの特徴としてプラグインでカスタマイズが出来る事がありますが、バージョンを見て動きを変えているプラグインの場合、バージョンが隠されていると、動きがおかしくなる可能性もあります。
バージョンアップに素早く対応してくれるプラグインの意味が無くなって来てしまいますね。
バックアップやバージョンアップは、時として後回しになってしまうケースがあります。
WordPressなどの運用等について疑問に思われる事がありましたら、ご相談いただければ何らかのアドバイスをさせていただけるかもしれません。
ぜひ、少しでも安全な環境での運用をお考えください。