さくらVPSのCentOS7にNFS繋いでみました
今更なんですが。。。。
さくらVPSでWebminを稼働させています。
バックアップにクラウドサービスを使ってたんですが、もひとつしっくりとこず、思い切ってNFSで外部ドライブにバックアップをすることにしました。
手順としては下記のようになります。
サーバーとNFSをLANで接続するため、すべてサーバーと同じゾーンに設置します。
1)サーバーとNFSをつなぐためにスイッチを準備します。
2)NFSを契約します。
3)NFSをツイッチに繋いで起動します。
4)サーバーをシャットダウンして、スイッチと繋いで、再起動します。
5)サーバーにNFSツールをインストールします。
6)サーバーにNFSをマウントします。
スイッチを準備します
「契約中のサービス一覧」画面から追加できるのかと探したんですが、発見でできず(^^;
サーバーのコントロールパネルにいくと、メニューが表示されました。。
・メニュー”スイッチ”をクリック
→スイッチ一覧画面表示
・”新規追加”ボタンをクリック
→スイッチ作成画面表示
・スイッチを作成します。
スイッチはこれだけ(^^)
NFS用にストレージを準備します
・メニュー”ストレージ”をクリック
→追加ストレージ(NFS)一覧画面表示
・”新規追加”ボタンをクリック
→ゾーンとプランを選択し、契約します。
・ストレージの情報画面でネットワークの”接続先を設定する”ボタンをクリックします。
※ストレージが停止している必要があります。稼働をしているなら”シャットダウン”をしてください。
→使えるスイッチの一覧が表示されます。
・接続するスイッチを選択してください。
・ストレージを稼働させてください。
・”ネットワーク”をクリック
→ネットワーク設定画面が表示されます。
・ストレージのIPアドレスとネットマスクを設定します。
今回は 192.168.1.2 / 255.255.255.0 としました。
ストレージはこれだけ(^^)
サーバーをスイッチに接続します。
・サーバーをシャットダウンします。
・サーバーのコントロールパネルから”ネットワーク”をクリックします。
→コントロールパネルが表示されます。
・画面下の方にある”接続先を設定する”をクリックします。
→インターフェースの一覧が表示されます。
・ストレージと接続するインターフェースでスイッチを選択します。
※今回はeth1を使用しました。
・サーバーを再起動します。
接続はこれだけ。。
サーバーのネットワークインターフェースを編集
・マウントするディレクトリを設定します。
今回は /mnt/nfs-01 としました。
# mkdir /mnt/nfs-01
# chmod 777 nfs-01
・eth1の設定を行います。
# vi /etc/sysconfig/network-scripts/ifup-eth1
TYPE=Ethernet
BOOTPROTO=none
DEVICE=eth1
NETMASK=255.255.255.0
IPADDR=192.168.1.1
DNS1=127.0.0.1
ONBOOT=yes
・ネットワークインターフェースを再起動します。
# ifup eth1
・NFSツールをインストールします。
# yum install rpcbind nfs-utils
・マウントします。
# mount -t nfs 192.168.1.2:/export /mnt/nfs-01
・マウントを確認します。
・サーバー起動時にマウントされるように/etc/fstab を編集します。
# vi /etc/fstab
下記を追加
192.168.1.2:/export /mnt/nfs-01 nfs defaults 0 0
サーバーとストレージが接続されたので、読み書きを確認してみてください。
接続はココまで
接続作業としてはココまでです。
接続完了後、イメージバックアップは「Mondo Rescue」を使って不定期ですが保存をしています。
Webmin自体は、WebminのバックアップツールでNFSへ保存をしています。
さくらVPSはスナップショットが取れないんで、イメージバックアップできる手段を探していました。
いまは、安心してWebminの更新ができます(^^)